下の写真はMBAの授業の一つ、
How to sail the ocean with your vessel (いかだで海を渡る方法)。
というのは、半分冗談なのだけど。事実、いかだの上にいる帽子をかぶったアジア人は私だ。もちろん、趣味でいかだを作って海へ漕ぎ出したりしない。これも、MBAの授業の一環なのだ。
MBAの課題のほとんどはグループワークになる。4-6人程度のグループで課題を与えられて、プレゼンテーションやエッセイを作成するわけなので、リーダーシップやチームワークっていうのはこのコースでよい成績を収めるためのとても重要なファクターになっている。
これは実際の仕事において成果を出せるマネージャーを輩出することを目的としているからだと思う。マネージャーの仕事というのは、個人が成果を出すことで はなく、メンバーをマネジメントして部署やチームとしての成果を最大化することだから(この辺には異論もあるだろうけれど、MBAのチームワー クはきっとこの前提に基づいている)。
チームをマネジメントするのは大変だ。しかも、全員国籍が違い、文化的背景が違い、性格も違う上にそれぞれ過去の経験、特に成功体験があって、プライドがある。特にMBAの環境では、ほとんどが英語を母国語として話さないし、いろんな誤解が生まれる。そんな中で、チームをまとめて成果に結びつけるのが、きっと優秀なマネージャーなんだと思う。
そして、MBAが始まって2日目、私たちはチームビルディングの一日ワークショップに参加した。ボストンのハーバーから小さな船で30分ほど離れた島へ行き、いろいろなチームビルディング・アクティビティを行う。チームごとに違ったテーマが与えられていて、テーマに沿った学習ができるようにデザインされている。私のチームのテーマはコミュニケーション。それぞれ第二言語としての英語できちんと意思統一、効果的な意思決定をするために大切なことをたくさん学ぶことができた。そして、死ぬほど日に焼けた。
ちなみに、いかだは目標半ばにして崩壊、沈没。
まだまだ修行が足りない。
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