Friday, October 8, 2010

10月8日(金)

金曜日。

10.10 am Marketing
11.30 am Hult Student Association Candidates' Speech
12.50 pm Managerial Economics
4.10 pm Global Management

マーケティングの教官はHurley。4PはもはやOVERだ(終わった)とのことで、ProductはOffering、PriceはValue、PlaceはExperience、Promotionではなく Relationshipに置き換わったとのこと。Productではなくサービスのマーケティングに注目していること、B to Bに着目していることなど、面白い点は多い。一方で、割と頑固そうなところは見え隠れしていて、キャラクター的には苦手だったりもする。これから、どうな ることやら。

続いては、学生委員会の候補者によるスピーチ。柄にもなくノミネー トされた私は、とりあえず勇気を振り絞って何かしゃべってみたわけで。おそらく、日本人初だろうとか思いながら。ゆっくり、クリアに話すことを心がけてみたところ、とりあえず会場のフレンドリーな雰囲気に助けられたのもあったが、無事に切り抜けることができた。ランチを食べてると複数の友人たちが、ス ピーチがよかったと声をかけてくれて、何はともあれ他との差別化には成功したし、キャラクターもうまく活かせたのかなと思う。

この選挙なんだけど、面白かったのは雰囲気が日本のそれとは違っていて、候補者の名前が呼ばれるたびに歓声。どっちかといえば、これは祭りだ。誰かが何か派手なことを言えば歓声。何かあるごとに拍手喝采。どうにもこうにも、雰囲気の違いに戸惑わないでもないが、自分たちの代表を選んでいるのだという感覚は、日本の生徒会だとかそういうのよりずっと強く、こういう のは好きだ。

Managerial Economicsは微分を使った限界利益の求め方だとか。日本人なら高校2年生までに習う内容だが、欧米人が四苦八苦。大混乱 している。なるほど日本人がGMATの数学で高得点を取れるわけだ。背後に座っていたアメリカ人ジュリーとフィンランド人パジに説明してみたのだけど、 とりあえず方程式の左辺を展開する時点で混乱しているので、なかなか大変。そんなパジはスイスとロンドンで、世界的に有名な銀行に勤めていたとのことなので、なんとも日本人の数学っていうのはすごいと思う。どうしてその能力が国際舞台で発揮されないのだと思っていたところに、ノーベル賞の受賞のニュー スがあったので、ほらみろ、日本人はすごいだろうとか思ってみたり。

Global Managementの授業では、デンマークの新聞に掲載されたイスラム教を揶揄するイラストのとばっちりで、中東でボイコットされる羽目になった企業の事例。欧米の信念ともいえる言論の自由と、イスラム教の神様への信仰の衝突なので、どうしようもないといえばそうなんだけど、企業にしてみればデンマークの企業であると言うだけでボイコットされるのは災難。同じように日本の電化製品もときどき中国で破壊されたりするよなあと思ったけれど、それでどうしたら良いというアイデアに発展しないので頭の中でぼんやりと考えるばかり。実際にこの食料品会社が取った対応というのは、効果的だったのかどうか不明。自分が企業の経営者で、そういう目に遭ったらどうするかなと。とりあえず沈静化を待つのかな。

その後少し必要な作業して、1階のバーでビールを飲んで帰宅。今週は忙しかったので、ブログの更新も滞り気味。週末にまとめて追記しておこうか。

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