Ocean Spray Case Competition というビジネスコンペティションのためのミーティングのためにブラジル人のギレムの家へお邪魔することになった。彼とその家族はBrooklineという場所に住んでいて、これは私を含む多くの学生が住むCambridgeの大学エリアから45分くらい離れている。彼は奥さんのシルビアと4歳の娘のマヌエルを連れての留学なので、パブリックスクールのレベルが高いとされるこの場所を選んだのだとか。
近所の雰囲気は良いし、周りにも小さな子供のいる家族連れが多い。そしてたどり着いたマンションもきれいだった。私の部屋は典型的な貧乏学生の下宿という感じなら、彼の家は家族連れサラリーマンが住むすてきなマンションだ。そのまますぎて比喩にすらなっていないが、要するに、そういうことだ。ちょっとうらやましかっただけだ。
シルビア奥様がビーフストロガノフを作ってくれて、みんなでそれを食べる。ビーフストロガノフは日本語でもビーフストロガノフだというと、シルビアとギレムが目を丸くしていた。元々はフレンチなんだから、別に驚かなくたって良いのに。
ケースのミーティングは、相変わらず順調。本当にこれが正式なチームだったらいいのにとつくづく思う。それぞれ説明はするけど演説はしない。意見のポイントが明確。英語も伝わりやすい。当たり前なのだけど、チームワークに必要なのは、落ち着いて、きちんと意見を伝えること、それをきちんと聞くこと。たったそれだけのことが、難しい人にとってはほんとに難しいのだ。
3時間近くに渡ってなんだかんだと議論した後、決定事項とスケジュールを確認して、ビールへ移行。このチームのミーティングの後は、とてもすっきりした気分になる。コミュニケーションにストレスがないのは、ほんとうに幸せなことだ。
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