Saturday, October 30, 2010

10月29日(金)

8.30 am Managerial Economics
11.30 am Team Meeting
4.10 pm Global Management

Economicsは独占(モノポリー)状態にある市場でのプレイヤーの意思決定。完全競争の状態にある市場との違いは、競合が存在しないため、企業の意思決定は利益を最大化する製品の価格と生産量の設定に限定される。値段を上げすぎると顧客のデマンドが下がり、作りすぎると利益が下がってしまうからだ、とかだったかな。キャパシティーを超えて製品を作ろうとするとマージナルコストが上がるし、生産量が増えると同じデマンドに対しての均衡価格が下がるため、あるポイント以降は利益は目減りするという話だ。教官のデネフは某戦略コンサルティングファームの現役コンサルタント。さすがにとても分かりやすい解説をしてくれる。実際のプロジェクトの事例がたくさん盛り込まれるのも、私にとっては学びが多い。

Team MeetingではQuantitative Analysisの課題に取り組む。今のチームは、当初に比べてずいぶんまともに機能するようになって来ていると思うが、やはり我が強いメンバーが多くてときどき困ってしまう。私も間違ったことが嫌いなので、納得が行かないときにはきつめに意見を言ったり喧々諤々とやることもあるのだが、スペインのアルバロやインドのアヌップと議論になっているときなんかは、もはや意見が食い違って議論になっているのか、ただお互い自分の意見が言いたいために大声で話しているのか、意味が分からないときもしばしば。だけど、今日はなんだかんだでQuantsの課題を終わらせることができたので良しとする。

Global Managementは中国の振興企業の成果主義的なマネジメントの事例を取り、チーム各人の出身企業でそれらは適用可能かどうか、問題は何かを話し合う。アルバロのいたスペインやキャロラインのベネズエラのラテン文化の国々では、職場においては割とボスの権力が強く、人々は仕事に関しては保守的で、公に従業員をランク付けるような仕組みは受け入れられないらしい。アヌップやナミットたちインド人は、公の場での叱責だとかペナルティーを侮辱と受け取り、そういうのがあれば会社を去るだろうということ。昨日、ナミットと揉めたのにはこういう背景もあったのかと思う。

その後、ハロウィーン・パーティー。朝食はクリスプ(ポテトチップ的なもの)のみ、しかもミーティングのせいでランチを取れていなかったにも関わらず、ここのところのストレスや疲れもあってずいぶん飲んだらしく、おうちに帰ってからの記憶は曖昧。二日酔いの土曜日だが、勉強はやらないと。

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