ボストンキャリアフォーラムと、シカゴのNSHMBAの間、大学は授業がなかったため、少しレビューする時間ができた。
MBAのコース自体で言えば、授業開始からまだ1ヶ月程度だけど、とりあえず私の成績は優秀(おそらく現時点で成績が良い人なんてのは星の数ほどいるんだけど)。
乱雑に返ってきた成績を並べてみるに、統計の中間テスト 22.5/25 (90%)、エコノミクス中間テスト 70/80 (上位13%)、チームビルディングのレポート A、ファイナンスの財務分析 95点、オンライン小テスト2回分 35/37、アカウンティングの業界分析 5/5、小テスト2回分 18/20、ケース分析 B+ (これだけ微妙) と、ここまでなら良い感じに「A」Studentだ。それよりもレビューしながらむしろ、1ヶ月の間にたくさん提出物や試験があるもんなのだと感心しないでもないが。
授業以外にもいろいろと楽しんでいて、HSA(学級委員みたいなもの)にも選ばれたし、Executive Trackという仰々しい名前のプログラムではキャリアサービスもしてくれているし、友人たちとケースコンペティションなんかにも参加しているし、一回だけとは言え学外の素敵な人にも会いに行ったし、クラスメイトのおかげで他の大学のMBAの人たちとも知り合うことができた。
で、問題は、今が楽しいのは良いとして(つうかうまく行ってることばかり見てのぼせるのも大概にして)、結局私はどこへ行くのだ、ということだ。元々ボストンへ来たのは、MBA自体が第一の目的ではなく、ここを拠点としているとあるNPOにコンタクトをとり、そこに関わることのできる仕事を見つけることだ。それがどんな形の仕事なのかなんて分からなかったのだが、こなかった場合の後悔だけはいやだったわけだ。しかし、渡米からもうすぐ3ヶ月になるというのに、勉強の忙しさを口実にこっちは進んでいない。時間を作って、がんばっていかないと。
ボストンキャリアフォーラムでは、当日のWalk-inにて3社ほど選考に参加したが全然ダメだった。これは事前準備の不足と言うのも理由だが、自分の キャリアというのが、いま企業の欲しがる人物像から離れてるのも理由だろう。彼らが欲しいのが、現状の業務の枠のどれかを担当する人物。私は、職業経験的には、あまり人気のない業界の聞いたことのない会社で、職種も期間によってバラバラ。しかも最長勤務が2年ときている。要するに、何がしたい人なのかわかんないのだと思う。
でもまあ、「それがどうした」と開き直っていくしかないんだよな。散々迷った後でここへ来ることを決めたときに、幸せで安定した就職っていうのはほぼ なくなってしまうことが分かってたんだから。それでもやると決めたのは自分だし、死にそうになったら、どこかの国で日本食の食堂を開いて、空いた時間には和英翻訳と、日本語を教えて暮らすんだ。自分で決めたことだから、たぶん1人でも平気さ、とかってうたいながら(これ、古いアニメのエンディングテーマ)。
さて、忙しいときほど、人は自分の意思を流されるものなんだと思う。忙しく何かに没頭していれば、それなりの充実感は得られるし、自分のComfortable Zoneからは出なくて済む。「自分は必要とされているのだ」「いまは忙しいから仕方ないのだ」と、言い訳だって簡単だ。私はいつも言い訳しがちな人間なので、自分に厳しくやっていかなきゃな。
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