Accountingでバカみたいなことが起こり、午前2時前まで大学に残る羽目に。
12.00 pm Team Meeting
4.10 pm Global Management6.00 pm Accounting Assignment
Accountingの課題は明日提出。全部で7問くらいあった問題をチームの数名で分担したのだが、私の担当分は他のメンバーの結果を踏まえた提案部分。私の直前の問題をインド人2名が担当しているのだが、お昼のミーティング中に進捗を確認すると、収益性に関する問題を担当しているアヌップが60%くらい、資産の流動性と自己資本率に関する問題担当のナミットが30%くらいの完成度といった感じ。後者はおそらく会計を分かっていないので不味いなあと思っていたのだが、とりあえず数値とその解釈を確認しながら「ほんと大丈夫?」などと聞いて、とにかく彼らの完成を待つことに。
Global Managementの授業は、テーマがカルロスゴーンとリーダーシップ。日本の事例が出たので、何か貢献しようと思っていたのだが、とりあえずケースの背景(Nissanが苦境に立たされるまで)にあった戦後日本の護送船団方式の経済政策と系列について少し話してみる。どこまで伝わったかは分からないけど。で、この授業ではクラスの他の2名の日本人も積極的に発言してくれたりして、Hultでの日本人プレゼンスの向上にたぶん一役買うことができた。
問題はその後。ナミットが一緒に課題を仕上げようと言うのでミーティングルームにこもるが、一緒に勉強するも何も、彼の仕事が終わらないと私は仕事を始められないのだ。そして、彼の一つ目の質問が「要するに資本構造って何なんだ」と、全く基礎を理解していないことを明らかにしたため、私は途方に暮れる。内心呆れながら、会計基礎を教えてやって、彼の作業を待つ。
先に送られてきたアヌップの出来もいまいち。いくつかの指標に触れていないし、論点がずれている部分もあったので、指摘して追加作業してもらう。1時間か少ししてナミットの作業も終わるが、これも困ったクオリティーだ。フォーマットは先に完成しているアヌップのフォーマットと違うし、ただ書いてみただけで関係ない内容が多い。もうこれ以上彼に任せておいてもロクなことにならないので、後は自分で作業することにする。
で、ナミットを先に帰らせて、アヌップとナミットの作文の添削をしながら、「ああもう、口語で書きやがって・・・ぶつぶつ」とかぼやいたり、全体のトーンを整えたり(Weを使わない、とか)、エクセルの表のデザインを整えたり。そして小一時間経ったところでふと気づく。Current RatioよりもQuick Ratioの方が高くなっていて、この数字はありえな・・・い。彼らの作業の元になった数値が間違っている。この数値が違うと、以降の判断が全部違ってくるのだ。犯人は、ジュリー。でも、ナミットも気づけよと。
結局、3問ばかりのエッセイ方式の解答を1から書きなおす羽目に。時刻はこのときすでに10時を回っていた。おそらく他のメンバーに言っても今から作業なんてしないだろうし、どうせ添削は私の仕事になってしまうから、一人でやった方が早い。・・・で、書き直し、エディットし、印刷までが終わったら1時半を過ぎていた。やっぱりこういうのは元データから分析、提案まで一人が通して見ないとダメだ。そして、会計を分かってないやつに会計の仕事をさせるときには、もっと近い距離でのスーパービジョンが必要だと思い知った1日になった。
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