Tuesday, October 26, 2010

10月26日(火)

8.00 am Quantitative Analysis
12.50 pm Managerial Economics
4.10 pm Global Management

統計の授業は、相変わらず分からない。Leggetが解説をしないからだ。以前の日記にも書いたように、彼は学生がみんな基礎をものすごくよく分かっているものとして、議論を深めるための授業をしているように思うのだが、2つの理由でうまくいっていない。1つに、学生がそれほど基礎を分かっておらず、2つに、彼の議論のファシリテーションが下手だからだ。

私は、基礎は理解して授業に臨んでいるつもりだが、やはり彼の言っていることはよく分からない。困った顔をしてケイマン諸島(英語圏)出身のジョジーの顔を見ると、ネイティブの彼女も困り果てた顔をしている。「あれは英語の問題じゃないのよ」と、彼女の談。最近HSAに参加しているせいでいろいろな学生の話を聞くことが増えたが、やはり授業の不人気さではQuantがダントツか。

授業後、招かれざる客。チューターと呼ばれる去年のMBA生たちがクラスの前に立ち、いきなり「警告」だとかを話し始める。今年のMBA生が質問に来ないとか、授業に必要な本を購入していないとか、母国語の使用が目立つとか(人の勝手だと思うのだが)。どうやら、教官の数名からそういった内容のクレームがあった様子なのだが、直接の絡みもない2人組がいきなり現れてずいぶん失礼してくれるものだ。

とりあえず、ブランチを取りながら、Global Managementの課題を終わらせ、Economicsのケーススタディを読んで、午後の授業。Economicsのコースワークは28.5/30点。授業はコストの構造についての3時間講義。後半、少し脳の働きが落ちたらしく、分からなくなった。要復習。この授業はいつもアタマを使っている気分になるので好きだ。教官のDeneffeもおもしろい。

Global Managementは相変わらずぼちぼち、といった感じか。国際色が豊かなHultなのでいろいろと面白い話も飛び出すのだが、いまいち「カルチャーを学問する」感じに無理がある気がしないでもない。どうにも理屈が先行したり、表層をなぞる話に終始するところがあったり。だけど、グループディスカッション中にアドルフォから聞いた、彼が20年勤めていたシティグループの変質についての話は面白かった。機会があれば、また触れてみるか。

今、明日のEconomicsのケースを読み終えて、そろそろうちに帰ろうか、といった感じの9時46分。

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