Wednesday, July 13, 2011

7月11日(月) その2 日系リクルーターと話した。

米国にある日本企業での就職について、採用コンサルをしている人と電話で話した。基本、米国での日本人現地採用は、駐在員のサポート業務が中心。グローバル化を唱える大手ほど、駐在員が実権を握って現地採用は大きな仕事に関わることができないことが多い。英国日本企業も似たような状況。現地でわざわざ日本人を採用しなければいけない時点で、企業が日本人マネジメント中心にまわっていて、グローバル化していないということなのだが、まぁ、変化には時間が掛かるものなのだ、と解釈することにしよう。

このリクルーターは、オハイオやミシガンの日系企業に日本人を紹介している様子。田舎だが、物価が低くて過ごしやすい。一般的に給与は都市部より低いが、バイリンガルなポジションについては供給が少ないためかえって比較的高給だったりする。ただ、バスや電車はないので車が必須。3-4時間程度の運転は日常茶飯事。冬が寒いとのこと。これまで車の要らない街でばかり(大阪、ホノルル、ロンドン、ボストン)過ごしてきたぼくには想像不可。ボストン郊外でのインターンと比較しても少し違いそう。

物価が低いので、現地の米人たちは20代でローンを組んで家を買う。落ち着いた田舎暮らしができるとのこと。別に都会でパーティー三昧の生活がしたいわけではないが、ある程度のスピード感のある街の方がいいかも。怠けてしまいそう。

翻訳、経理、アドミ、駐在さん世話などの仕事であれば、新卒1年目でもできる業務なので、こっちで面白い仕事がしたければ、日系企業の優先順位は下がるなあという印象。ただし、こっちに残ってビザを取ってしまうことが優先事項ならば、手持ちのスキルを売るのはアリ、か。

あと、受けたアドバイスとしては、米国と日本を両方視野に入れて、という就職活動はよした方が良い。基本、どちらもマーケットは厳しいので、逃げ道を作っていて何とかなるようなものではない。留学後、日本に帰ったのに米国求人へ応募してくる人がいる。こういう人は日本でも決まらない様子。

「帰国後米国求人に応募」と「日本で就職が決まらない」の因果関係は、どっちが原因でどっちが結果だか怪しいものだが、日本へ帰ろうかなどうしようかなと考えている状況で、異国での仕事が決まるわけがないというのは感覚的に腑に落ちる。引く手数多の超絶スキル持ちなら知らないが。

英国及びこっちの4年間で男性リクルーターと話したのは初めてな気がする。なんとなく女性よりやりやすいかも。


【以下、メモ】

内向的な人のための自己PRレジュメの書き方(英語)
http://marketing.theladders.com/career-advice/introverts-guide-to-resume-self-promotion?et_id=2175476000&sign=y&link_id=536
最新式レジュメの書き方24(英語)
http://marketing.theladders.com/career-advice/24-step-modern-resume
経歴と資格が立派過ぎますよに対応する方法(英語)
http://marketing.theladders.com/career-advice/how-to-handle-youre-overqualified-interviews

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