Thursday, March 24, 2011

3月23日 (水) オペマネ、ファイナンス、ストラテジー、苦手なタイプ。


朝からオペレーションの授業で、在庫ブルウィップ効果について学習。Barrilaというイタリアのパスタ会社のケースを使う。実は、これは英国時代に同じケースをやったことがあったので分かりやすかった。ビールゲームというSCMシミュレーションがよく知られているが、少しネタが古い。基本なので仕方がないけれど。

昼、ランチを食べながらファイナンスのケースのディスカッション。キャッシュフローのシミュレーションなのだが、前日もめた分の責任も感じていたので、かなり力を入れて分かりやすいエクセルファイルを用意しておいた。結果、ディスカッションはすんなり進んだ。細かい点の解釈についてのみ、少し話し合って方針を決めて、レポートとしても見やすいものになったので一安心。

その後、ストラテジーのGoogleケースについてディスカッション。特にメンバーの中の1名と性格が合わない。言葉数が多い上に論理に矛盾が多すぎて、どこから突っ込んでいいのか分からなくなる。しかし、これを全部確認していくとケンカになってしまうのはよく分かっているので、流したりすかしたり、時々釘を刺したりしながら話を進める。

私の苦手なこのタイプは、例えば「独り勝ち可能 (Winner-take-all) なセグメントであるための条件の1つとして、製品の差別化への需要が限定的であることが挙げられる」という理論を習ったときに、まず「差別化への需要」について混乱し、「限定的→独り勝ち可能」の部分でまた混乱し、よく分からないままに「YesなのかNoなのか」と混乱し続ける。

「差別化への需要がある」ということは、「特別な製品を欲しがる人がいる」ということ。「需要が限定的」というのは、「誰が作っても大体同じで、特別なものは期待していない」ということ。今回のケースは後者の条件が当てはまらないので、Googleのいるセグメントは、独り勝ち可能なセグメントの条件の1つを満たしている (が、他の条件を満たしているかどうかは別問題) というのが、正しい解答のプロセスなのだが、とにかくこれを解説しようにも聞いてくれない。悪いことに、1人で混乱する分にはかまわないのだが、人に的の外れた質問をするのでこっちのペースまで狂う。

4時から、スチューデントサービスによるOPTやCPTと呼ばれる、米国での就労許可についての説明会。その後、HSA主催のクイズ大会があって、私はイベントごとは好きじゃないと言っているのにスタッフ扱いで駆り出される。こういうイベントは卒業パーティーやYear Bookという卒業アルバム的なものの作成のためのファンドレイジングも兼ねているので、文句は言えない。

終了後にまた残っていた課題に取り掛かり、夜中までストラテジーの作文と、ファイナンスの予習。作文が終わったのが11時ごろで、ケースを読み終わったら1時前、3時ごろまでファイナンス。寝不足に拍車が掛かっている。

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