Friday, February 4, 2011

2月4日(金)

朝いちばんでDeanからメール。「講師Lの授業で成績評価にエラーがあったため、110名の学生の成績がプラスに変更された」とのこと。全学生の2/3にあたる学生の成績に変更があり、幸いなことに、私もその1人だった。これでQuantの成績はB、GPAが3.59。

1月から講師Lに対してもDeanに対しても、個人としてHSAとしても、評価の不可解な点についてずっと訴えてきた甲斐があった、と思いたい。結局、彼のパーティシペーション評価の正当性を明確にしてほしいという要望は聞き入れられなかったわけだが、大学側との交渉の落としどころとしては妥当なところなのかもしれない。

基本、クラスの中のことは担当教官が全権委任されているので、これ以上、スクール側がLの授業方針や成績評価に介入することはできないのだと思われる。学生側からの主張にきちんと向き合ってくれた点はHultを評価したい。学生からの主張によって、大幅な成績評価の変更が行われるというのは、日本ではきっと考えられないことだと思うので、アメリカらしい経験ができたのだと思う。

午後、ケースを読む必要もありHultへ行く。Quantの件は割と大きいニュースになっていて、多くの友人たちは、なにはともあれ成績が上がったことを喜んでいるし、一部はあまりに規模の大きい変更に何が起こったのかとびっくりしている。私は、正直複雑な気持ちだ。成績が上がったことは良いことだが、結局、求めていた説明責任と公平性は得られていない。そして、自分の取った行動が結局良かったのか悪かったのか、どんな改善点があったのかも良く分からない。

済んだことだと片付けて、先に進むのがいちばん良いのだろうなあ。

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