Friday, November 12, 2010

11月11日(木)

8.30 am Management Communication
11.30 am Lunch
12.50pm Teamwork & Business Execution

Business Executionはようやく2回目の授業。チームワークのプロセス観察がメインになる様子。ファシリテーターの役割について議論をしたり、チームで課題に当たってその過程を反省してみたり。

30分の制限時間内に課題を解くワークで、クリエイティブインド人にファシリテーターをさせてみたところ (好都合なことにこいつが立候補した)、やっぱりこいつが全然使えなくて、ホワイトボードに無駄なことばかり書いて終わりになった。

こ のチームが課題に取り組むとき、普段ファシリテーターは私。でも、今日はみんなでファシリテーターの役割だとか心得について学ぶ機会なので、このクリエイ ティブ君を試してみることにした。私自身、あえてチームをまとめるような発言を減らして自分の手持ちデータからの発言に終始してみたり。

す ると、やっぱり全然意見がまとまらない。というか、クリエイティブ君には落としどころが見えていないので、各メンバーからバラバラに提供される情報をラン ダムにホワイトボードに、しかも彼名物の冗長な文章で書き写していくことになる。文章からキーワードだけ抜き出して、マトリクスを使えばいいのに・・・ と、提案せずにいられなくなったり。とにかく、議論の進め方のロードマップのかけない人にはファシリテーターは無理だなあと良く分かった。・・・結局、イ ライラし始めたアルバロが別の白い紙の上に作業を始めて、そっちの方が早く答えが出るという体たらく。

  • クリエイティブ君は思考が論理的でなく、思ってることが伝わらないし、人の意見を聞こうとする姿勢に欠けるので、議論を仕切ろうとするとえらいことになる。
  • アルバロはこのとき特にイライラする様子。彼は人間関係よりもタスク型。答えが出ないと憤ってしまう。だけどあまり先頭に立って仕切らない。
  • キャロラインは第一印象と違って和を重要視する。実はチームの良心なのかもしれない。
  • アヌップは国籍が同じというのもあり、唯一クリエイティブ君ときちんと話せるキーパーソン。一見口調はきついが、実は争いが嫌いな様子。
  • ジュリーはアメリカ人。算数とややこしい分析は苦手。しゃべるのは早い。ネイティブなのでややこしいこともゆっくり話すと分かってくれる。
  • んなことばかり考えて、どうやったら効率的にチームが動くか計算しているのが若干、操作主義者の私。
そ んなうちのチーム。この授業の後にはマーケティングの課題を完成させるためのミーティングがあったのだが、ここでもクリエイティブ君がやらかしてくれてし まった。自分が中心になっていたパワーポイント作成のミーティングを、「インタビューがあるから」と抜けた彼が、数時間後に私や他のメンバーが完成させ、 教授へ送信したファイルを見て激昂。アルバロに電話でキレたらしい。で、アルバロから私に電話があり、運悪く大学に残っていた私が修正作業をやる羽目に。

お かげでパワポのクオリティは上がったと思うけれど、代わりに私は夕飯を逃した。まさか階下のLing'sが木曜日に10時で閉まってしまうとは思わなかっ たのだ。昼食が11時半のサンドイッチのみだったので空腹で元気もなくなってきていたところに、クリエイティブ君からメール。内容をかいつまんでみると、 「お前らがやったこのマーケティングの課題はクソだ」、となる。どうやら大好きなマーケティングの課題を自分の思うようにできなかったためキレているらし い。

ミーティング中に一番よくネットで遊んでいて、議論に一番貢献せず、今回も1人でパワポ作って周りを混乱に巻き込んだ張本人の発言と は思えず、思わず絶句。ま、もう彼はどうしようもないので、とりあえず彼を除くメンバーに「このメールを削除するか彼を削除するか迷ってるんだけど、どう したらいい?」と冗談めかしてメールしてみた。

でもその後、ジュリーからは電話が鳴るし、アルバロからは怒りに燃えた返信が届き、その後 少し落ち着いた感じで電話もかかってきた。私はこのごたごたが落ち着くまで自分の作業 (明日提出のレポート) に取り掛かることができず困った。とりあえずクリエイティブ君とはコミュニケーションが取れないことがはっきりしてきたので、彼を切るか育てるか、メン バーと相談しながら接し方を決めていかないと。

そんなどうしようもない一日に、1つだけあったすてきなニュースは、Economicsの 最終試験が返ってきて、100点満点の97点という点数が付いていたこと。90点台は全体の13%ということなので、おそらく上位5%くらいには入ってい るだろう。心配していた計算間違いも、解答のプロセスが正しいからと若干の減点を受けるのみになっていたのが勝因。これで中間試験(70/80)、レポー ト2つ(28.5/30、15/15)、最終試験(97/100)と、点数でいえばAが確定。授業中の発言も平均よりは多いし、たぶんなんとかなるだろ う。

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