Thursday, September 9, 2010

9月8日(水)

ボストンは朝から雷雨。叩きつけるような雨。ものすごい雷鳴。

授業は下の2つ。
8.30 Leadership and Team Building
3.00 Accounting

Leadershipは、交渉の真似事。Competing作戦とCompromising作戦、Withdrawal作戦などの策をとってみながらのロールプレイ。私は性格的にRelatorなのでCompromise(妥協)するのが得意なんだけど、このスタンスだと相手がCompeting(強制)してくるとずるずる負けていく。最終的な妥協点に持っていくために、あえてはじめは相手と同じCompeting戦略でバトルに持っていき、息切れしたところでCompromising作戦に切り替えるとよいのかも。

AccountingはBalance Sheetについてが基本だった。複式簿記の仕組みが分かっていないとこれら財務諸表を作るのは難しい。友人の数名は会計の知識がないので苦戦。日本人同級生の1人は会計士なので、そのうちグループスタディでも必要かと思っている。私個人の経験で言えば、自分の会社の財務諸表を良く分からないなりに常にながめて、どの勘定科目がどの財務諸表の右か左のどっち側にあるものなのかを覚えてしまうのが手っ取り早い。

これと別に昼間にEnglish Support。TOEFLの点数が低かったり、英語の実力が未知数な70名が呼ばれてテストを受けたらしい。このうち改善の必要ありとされた人が忙しい授業の合間に英語の授業を受けることになる。私は英国生活がそれなりに評価されているのか呼ばれず。

空いた時間に、いまこっそり計画している学生サークルのアイデアを数人の友人および、HultのBusiness DevelopmentのDirectorであるLauraに話してみる。彼女の仕事は企業にコンタクトを取り、Hultの学生を宣伝をすること。できれば、それら企業が学生の卒業後の引き受け先になってくれることが狙い。私たちのサークルがとあるテーマ(まだ内緒)で学生を集めるから、ゲストスピーカーを呼びたいときにコンタクトをとるのに協力してくれと言ってみたところ、反応は悪くない。

夜には、ALPFA(Association of Latino Professionals in Finance and Accounting)という団体のプレゼンを聞く。要するに、ネットワーキングやジョブフェアの機会を提供するヒスパニック系の学生団体の様子。アメリカのヒスパニック系人口というのは私が思っていた以上に大きい様子で、南米出身の学生はこのような団体を作ることで自分たちの就職を優位に運ぼうとしている様子。アジアでも同じことができるかと考えた場合、ハードルは言葉だろうなと思う。

後で話を聞くに、結局アメリカでの就職を探すならネットワークが必要だということ。できればCEOとか高いポジションの人に個人的なツテを持っている方がよいらしい。各所のブログを見るに、アメリカでの日本人の就職というのはとても厳しいようで(とはいえ、これらブログの書き手は結局なんとかしているのだが)、なるほど本当に就職を何とかするならば、正攻法で履歴書を送るだけではなく、自分自身の人物像をプッシュしてくれる人とのネットワークが必要なのだ。とはいえ、おそらく前述ブログの著者達も当然ネットワーキングを駆使した上で「それでも就職は厳しい」と言っているのだろうけれど。

今日に限って言えば、問題は私がFinanceとAccountingにあまり関心がないことだ。ネットワークできるのが財務・会計系の企業のように思えたり。確かに、人には多く会っておいた方がいいのだが・・・。学生の間は年間費用が20ドル。卒業すると120ドル。・・・迷ってる時間ももったいないか。

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