Saturday, September 18, 2010

9月17日(金)

10.00 am Presentation on Presentation Skills
10.30 am Accounting
12.45 pm Executive Track Kick-off Meeting
2.00 pm Case Analysis
4.00 pm Study Group for Accounting

8 時半に大学に着き、朝食をとりながら翻訳ボランティアの作業を進める。Room to Readという団体から依頼された文書の英日翻訳なのだが、ここ数日バタバタしていてスケジュールが遅れ気味。そろそろ授業の課題も増えてきたし、学外で の活動の量もコントロールしていかないと。

10時からはHultのManaging Directorのキャロラインから、「良いプレゼンテーションとは?」についてのプレゼンテーション。見た目と声で印象の9割方が決まるとか。これ自体 は確かによく聞く話だが、確かに米国人はプレゼンが上手い。自然に体が動くし、声を張る。またどんな内容だって自信満々に話せるその様子は、傲慢と映らな いでもないのだけれど、文化的背景の違う人々とやり取りするうえでは、必要以上に謙虚な姿勢よりずっと効果的なのだと思う。

ここでうれしいニュースが1つ。The Economist誌のグローバルMBAランキングが発表され、Hultが去年の44位から27位へとランクアップしたらしい。北米大陸では17位とのことで、こういうのは自分の実績ではないのだけれどとてもうれしい。

Accountingは主に仕分けの練習。簿記3級程度の内容なので、私にとっては昔の記憶を掘り起こすような感覚。その一方で、授業の進むペースは速 く、日本人クラスメイトのうち会計の経験がない人はかなり困っている。MBAは基本ビジネスの知識ゼロからでもついて行けるようにデザインされているが、 これには大変な努力が必要だし、さらに言語のハンデまで加われば、苦手科目のある日には夜通しの予習が必要になりそう。

もしも会計の知識のない人がMBAをやるなら、事前に簿記3級の勉強をしておくと良いと思う。1週間マスターとかのテキストを1日1時間から2時間くらい読み、仕分けや試算表の作成を練習しておくだけで、授業についていくのがずっと楽になる。

ランチタイムはExecutive Trackというプログラムのキックオフ・ミーティング。職業経験(min3年)、学業の成績、GMAT(min680)、そして一日かけてドバイで行ったグループワーク型面接の評価を考慮して選ばれた学生14名が参加できる。軽いランチを取りながら、まずは自己紹介、プロ グラムの紹介。志望業界に詳しいメンターの紹介、企業訪問の機械があったり、プレゼンテーションやセルフブランディングのワークショップなどに参加できる らしい。

集まった面々を見ると、ドバイの面接で会ったジャック(中国)、ホゼ(スペイン)、テリー(フランス)、ギレム(ブラジル)が知った顔で、今のクラス メイトからキャトリン(ノルウェー)が紅一点、あとビベックとスマンサ(インド)。他に初めて顔を見るインド人が3-4名。このうち1人はGoogleで働い ていたということ。Google人って初めて見たわ。

さすがにみんな英語も上手くてホッとする。クラスでのディスカッションでは何を言ってるか分からない学生も実際いるし。それぞれアタマが良さそうな顔をし ていて(思い込み)、いろいろ豊富な経験を持っているので、自分の自己紹介の段になって困った。能力で負けているとは思いたくないし、終日ぶっ通しの面接 の結果ここに選ばれているのだから自信を持たなきゃいけないのだが。なにはともあれ、メンターを付けてくれるのはうれしいし、いろいろメンバーから学ぶこともありそうだ。がんばろうと思う。

午後のCaseは、IBMのPC部門を買収したLenovoのマーケティングについて。ジュリーからのケーススタディでの発言の仕方についてのレクチャーがあり、それを踏まえてディスカッション。初回のことを思えば、ずいぶんと議論らしい議論ができるようになってきたと思う。コツはやっぱり結論を先に言うことで、聞き手があとの議論に着いていけるように誘導すること。つくづく同意。

私のチームのインド人ラムが困った人の典型だ。結論が見えない。言葉数が多い。話が長い。そしてポイントがない。イタリア人エウジェニオがここ数日切れ気味になってきた。私は、要点をまとめて議論をファシリテートしたり、つまらない冗談を言って多少空気を和ませたり、Relater特性をフルに発揮してみているつもりだが、いかんせん、ラムには伝わらない様子。ほんとにもう。・・・結論から言えー。

続く。

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