Thursday, May 5, 2011

5月5日 (木) 日本はこどもの日

今日もオフィスへ。受付のおばさんに、今日は日本じゃ子どもの日なんだと言うと、メキシコじゃ「シンコ・デ・マヨ」という記念日なんだと教えてくれた。別にこの人はメキシコ人ではないのだけど、どうやら米国では有名な記念日。グーグル先生に聞いてみると、どうやら対フランスの戦争に勝利した記念日で、別に祝日ではないらしい。国が違えば、祝日もいろいろ。

今日はなんだかんだのペーパーワークとお金をめぐって、不思議な感じにゴタゴタした日だった。

朝からメンターのナンが、別部門から頼まれているデータ入力の仕事があるがどう思うか、と聞く。私はなんでもやるよと答えるのだが、ナンが少し渋っていたのは、内容が極端な単純作業で私にやらせるべき仕事ではないと感じていたかららしい。そして、私にこのレベルの仕事をやらせるならば、経験にならないのだからせめて給与が発生するべきだと主張する。

私としては、今まで見たことのないシステムに触れることに興味がないでもなかったのだが、ナンは給料が発生するように掛け合わせてくれ、と言ってしばらく別部門の担当者と話した後、メンターとしてアキにこの仕事はさせられないわ、と結論を出した。結局午前中は、昨日までにやったリサーチの内容に、別の人がまとめた資料の内容を加え、パワーポイントにまとめる作業を行うことになった。

MBAのインターンの場合、本当は有給が基本のようだ。しかし、無給でのインターンが行われるのは、不況も理由の1つだが、業界や職種、そして何より働く国を変える場合に、多少の経験を積むため。私の場合はまさにそうで、これまで飲食系のベンチャーでの経営企画や財務経理、フリーランスでの翻訳、校正やコピーの作成、英国でのなんとも分野の定まらないリサーチ業など、特定の業界や分野に強みを持たずにやってきたため、今度のインターンは、グローバルな医療機器メーカーでの市場調査や競合分析など、汎用性の高いというか、別の企業に転職する際に評価を得られやすいであろうスキルを身に付けられることを期待している。

しかし、午後にまた書類とお金をめぐって問題が発生。HULTから正式にインターンの許可をもらうためには、申請用紙の他に受け入れ企業側からのレターが必要なのだが、この企業の法務部から、無給でのインターンシップにNGを出たらしい。最低限の賃金が支払われない労働は、米国の法律に触れることもあるらしい (そういえば英国でも同じようなことがあった)。しかも、今回の問題は、現在この会社では予算が凍結されているため、企業としてはお金を出せない様子。

で、さらにまずいことに、このインターンに関する書類をHULTに提出する期限が明日だというので、明日の朝ナンとまた相談することになった。どうなることかしら。

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