Saturday, April 16, 2011

4月15日(金) ファイナンス、シスター・スーダ、金曜日。

授業の2時間前に登校。ファイナンスの問題を解いて、ケースを読んで自分なりのアプローチをエクセルにまとめる。

ファイナンスの授業は10時から3時間。朝やっておいたケースについては全く触れなかった。為替の計算問題は、私たちにとっては日常茶飯事だが、米国に住む米国人にとっては感覚がつかみについて様子。

あと、ダルコが言っていたのは、アジア圏や彼女の出身のハンガリーでは、公式を覚えてそこへ数字を代入していくが (日本もそうだ)、米国では公式を覚えるという作業をせずに、数字のみで考えるのが一般的だとか。汎用性があるのは公式を覚える方だと思うが、文字なんかじゃなく、数字を求めているのだから、数字で考えよう、というのも米国のプラグマティズムなのだろうか。

その後M&Aに関する講義があって授業は終了。活発な議論のせいで時間は押して、バタバタな感じで終わったけれど、内容としてはいつも通り楽しめた。

その後、2時から5時までマネジメントコミュニケーションのシスター・スーダの最後の授業。集中講義2つと、大量の課題および試験で忙しかったこの5週間と、その中でも特に忙しかった今週の終わりなので、クラスの雰囲気が明るい。授業もとても良かった。

このスーダのビジネスライティングの授業と言うのは、留学生が多いHULTだから特に重要なのかもしれないが、とにかく役に立つことは間違いない。日本語でも企業で文書を作るとか丁寧なメールを書くというのは難しい作業だし、ただ言葉が話せるだけとは違うスキルが身につくのは良い。

授業の最後には、今後とも連絡を取り合っていきましょうということ、私たちが心から望む仕事につくことができることを祈ると言ってくれた。人材の流動性の高い米国では、生涯のうちで3つ違ったのキャリアを歩むことも一般的だとか。機会に対してオープンでいましょう、とのこと。彼女自身もウォールストリートのトレーダーから、現在のビジネスライティングを教える企業の共同経営者と、大きなキャリアチェンジを経験しているので説得力がある。

夕方、MITの日本人会による花見に顔を出したが、一緒に来る予定の友人がキャンセルし、他に知り合いもいなかったので、散らし寿司とトン汁をむしゃむしゃ食べて、一緒のテーブルになった米人学生たちと日本についてちょっと話して帰ってきた。とてもよく歩いた。

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