Saturday, December 4, 2010

12月4日(土)

HULT グローバルケースチャレンジ(HGCC)の学内予選。

テーマになっていた不正医薬品防止のタグ販売とテキストサービスを行って いるSproxil社のCFOがやってきて、基調講演的なものを行った後、今日の課題が発表され、3時間で準備をしてプレゼンテーション。夕方に場所を変 えてレセプションと結果の発表があり、なんとうちのチームは参加24チームのうち3位に選ばれた。確かにうれしいのだけれど、この結果だと、3月のGCC 本選への参加は50%といったところか。他校からの応募状況などによるらしい。

今日のプレゼンは、一昨日と昨日、チームメンバーとブレイ ンストーミング気味にディスカッションしておいたのが効を奏した。テーマが分かっていたので、きっと課題はビジネスの成長戦略か新しいマーケットへのエン トリーだろうと考えて、いくつかのアイデアを出しておいたのだが、案の定、課題が成長戦略だった。定められた予算で目標売上高を達成するために、マーケッ トをどうするべきか、収入のスキームとしてはどうか、詰めの議論をしながらパワーポイントのスライドを作っていく。バタバタながらも、時間内にきちんとし たスライドを作ることができた。

今日のMVPは私の中ではギレムだ。とても高いマネジメントスキルとセールス出身の強みを見せてくれた。 要するに、私たちの提案する戦略はこうなのだ、という大枠をとてもきれいに整理して、チームの方向性とプランをまとめてくれた。プレゼンにあたっては、 メッセージを明確化すること、ストーリーを伝えないとプレゼンは響かない、とプレゼンターのファビオに的確にアドバイスしていた。

ホセの 納期への執着もチームに大貢献。若干コントロールを取りすぎるところはあって、プレゼン担当のファビオにはああしろこうしろと注文が多かったが、仕事は速 いし、なにより完成させることへの執着心っていうのは周りの温度も上げる。ビベックはきちんと作業をするし、正確なデータを拾ってくるし、熱くならないの が良い。私は今日は主にパワーポイント作業に徹していた感じ。ギレムの筋書きとホセがまとめているスライドを確認しながら、いくつかのキースライドを作成 して、ファビオと相談しては内容をちょっといじる。そのファビオはプレゼンおよびQ&Aを結局1人でやりきった。えらいなあ。

結 果は3位だったのだが、1位が去年のMBAたちによるOBチームだったり、2位がテーマになっていた企業が活動を行っているナイジェリアの出身者が複数い るチームだったりするので、同級生チームで、アフリカ人もおらずにこの結果なら喜んでおこうと思う。ディスカッションやプレゼンをしてみてつくづく思うの が、このチームはとても良いなあということ。自分がでしゃばって仕切らなくても話は進むし、その分考える時間が取れる。そして、何よりも勉強になる。

レセプションで結果を聞いてしあわせなお酒を飲んだ後、ムーツやフェルナンディ、その他大勢と近くで夕飯を食べた。中国人が経営するアジア系の店に入った んだけど、ヨーロッパ人や南米人が多かったので、みんな何を食べて良いか分からず四苦八苦。「スシ?肉?魚?」と大雑把な好みを聞きながら、それならこう いうメニューがあるよと説明してあげた。私自身も経験があるが、初めての店だとほんとに何を注文していいか分からない。

外国で飲食店を始める場合に大切なことの1つに、とりあえずこれを頼んでおけば間違いない、という一品を用意することがあると思う。和食だとそれが寿司なのだが、韓国料理とかだとこの辺が曖昧で外国人にとっての敷居が上がっている気がする。

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