Wednesday, June 15, 2011

6月15日 (水) ソーシャルイノベーションの最終プレゼン

朝からヒルダ嬢の「昨夜レポートが終わらなかったから今から学校でやるわ」というメールに苦笑。プレゼンが12時半で、ここでレポートも併せて提出となるのだが、午前中だけでプレゼンの準備とスライドの完成とレポートまで仕上げるのは無理っぽいなあと判断。そもそも、レポートが終わっていないということは、プレゼンする内容の細部がまとまっていないということだったりする。

とにかく、プレゼンはきちんとやって、レポートは教官のローレンスが学校を出る前になんとか受け取ってもらうことにしようと考え、スライドを仕上げて、プレゼンのざっくりしたスクリプトを考える。

英語でのプレゼンテーションは、やっぱり表現の幅が足りずにもどかしい思いをすることも多いのだが、少しコツはつかめてきていると思う。大切なのは、スライドを送ったとき、はじめに言う一文がそのスライドのメインメッセージであり、ここを外すとわけが分からなくなる。「要するに全体像はこうなります」だとか「○○という成長中のトレンドがあるのです」とか、シンプルな一文で聞いている人の理解を取り付けてしまえば、あとは都合が悪くならない程度に説明して次に進めばいい。

プレゼンテーションでは、前半を担当したヒルダが噛みまくった。彼女は自分でも認める完璧主義者なので、100%の自信がないときには必要以上に困惑した感じが表面に出てしまう。後半を引き継いで、とにかくシンプルにアイデアだけを伝え、手が回らなかったパートについては大枠だけを話してお茶を濁し、とにもかくにもプレゼンは終了。

レポートもヒルダが午前中にいじっていたのだが、結局まとまらなくなったものを、半分強引に転送してもらい、あるだけの情報をまとめなおして提出した。あとは好きなように手を入れて提出しておいてね、と作成したレポートをヒルダに戻すと、提出期限をすでに破ってしまっているのに、まだグーグルを開いていたり、図の色を変えようとしていたりで、気持ちは分かるけれど、そういう状況じゃないんだよなあと。それにしても困惑した彼女を見てるいと、なんだか自分が悪いことをしているようでなんとも後味が悪い。

自分の性格的に、チームワークの中で責任を果たすとか、みんなを同じ方向へ向かわせること、あとある程度のロードマップを描くとかいうところには強みがあると思うが、いっぽうでムードメーカー的な役割は苦手だなとつくづく思う。愛嬌が全くないわけではないと思うのだが。

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