Sunday, April 24, 2011

4月23日(土) エッセイ執筆、英作文の効用。

ハーバードエクステンションスクールで受講していたBecoming an Agent of Changeのファイナルペーパーの締め切りのため、昼からHULTへ行ってPCに向かって作文をする。先週までは、試験勉強をする学生で溢れていた週末の学校も、今週はとても静かだ。ファイナンスの資格、CFAの勉強をしていたスペンサーとレドワだけがいた。

このChange Agentの授業では、組織や業界、社会などいろいろなレベルでの変化について、枠組みや理論、ステークホルダーの分析など、とても有用な知識をたくさん教えてもらったのだが、平日の授業に忙殺されてあまり深く考える時間が取れなかった。ファイナルペーパーを機会にテキストを読み返して、学習した内容を振り返り、自分の体験に当てはめて考えていく。テキストはやっぱりじっくり読み込むとおもしろくて、気づくと結構時間が過ぎていた。

3,000ワードを一日で書くとなると、それなりに思考がまとまっていることが条件になるのだけれど、今回はまとまっていたはずの思考が良い感じに深堀りされたり、新しいアイデアが出てきたりで、まとめ直したりしているとどんどん時間が過ぎた。おかげで書き終えたのが午前2時になっていたけれど、私にとってとても良い振り返りの時間になったと思う。

英語のアカデミックなエッセイは、日本語の作文よりも論理的な構成がしっかりしていないといけないので、これを書くことは実際に思考の整理という側面を持つ。アタマはとてもつかれるけれど、物事を系統立ててアタマに入れるなら、それについての文章を書くのは有効だと思う。

確か、英国で勉強し始めた1年目のエッセイが毎回2,000から3,000ワード (内容は経営学に関するものと西洋哲学に関するものがあった) で、ものすごく四苦八苦しながらやり遂げた記憶があるので、なにはともあれ自分自身の文章作成能力やスピードは向上しているのがうれしい。結局、上達している実感はなかなか得られなくとも、継続こそチカラなり、だ。

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